200827_バーンアウトとはこのことか

・合格発表があって以来何もできていない。もう一週間経つらしい。

・正確に言えば「修論に関することが」何もできていない。髪の毛は染めて切ったし,4月以降に向けて読むべき本を買い漁って読み始めた。飲み会のセッティングもした。しかし「締め切りが明確にあるものの大してモチベーションが湧かないタスク」を進める気力はないのであった。

・正直合格した実感がないというか,まあ今年の倍率であれだけできていれば受かってはいるでしょ,という気持ちがあったので(こういう気持ちを持ちつつ周囲には努力してました感を出すのがよくないところである),さしてうれしさがこみあげてきたわけではない。どちらかといえば,周囲(親類)の反応が大きすぎる。祝われているこちらの方がちょっと引いてしまう。娘や姪っ子や孫が”難関大学”に進学したり,官僚になるというのはどういう気持ちなんだろう。

・ただ,祖母は国家公務員と町役場の違いを従姉からさんざん説明されても理解していないようだし(別に国家公務員も基礎自治体の職員もサーバントであることに関しては何の違いもなく,ただ担う職務が違うだけだと思うのだが,世間はそう思わないのはよく知っている),叔母は最終合格通知の名簿の期限をみて任期付き職員だと勘違いしていたらしい(こちらの勘違いは解けた)。どうやら私の職業威信的な話ではなく,純粋に目の前に祝うべきことがあったから祝ったという話のようである。他者に対して純粋な共感が生まれない人間であるが,「祝う」という事柄を親族が楽しんでいるようすは理解できたので何よりよかったと思った。