201017_神のご加護がありますように

・最近週休二日制を導入していた(金・土で休む)のだけど,結局少しでも研究していたほうがリズムが崩れないということに気づいたので結局大学へ行った。ところで本郷三丁目のスタバは土日だけでも面積が2倍にならないだろうか。

・途中の乗換駅のスタバで1.5h作業したところで最高に集中できた。いえーい。同業他社の内定者と先日バチバチにやりあった後始末をした。正直すまんかった……という気持ちを抱いている。

・大学についてからはさして進捗もなくぴえん……という気持ちになり,風邪気味っぽいので早く帰ることにした。某先生も「研究者は体が資本だ」とおっしゃっていた(と某先生門下のひとから聞いた)し。

・根津から乗り込んだ帰りの電車はさして混んでおらず,ぬけぬけとスカスカだった優先席に座った。西日暮里あたりで席がすべて埋まって立ちっぱなしになる人が出て,ちょうど目の前にヘルプマークをつけたおば(あ?)さんが立っていたので席を譲った。

・譲るときに「座りますか?」と発声しながら肩を叩こうと思ったのだけれど,声が出ずに肩を触る不審者になってしまった。席を譲りたいという意思が伝わるまでコンマ数秒かかったのだけれど,無事通じたらしく座ってもらうことができた。

・結局町屋の駅でその人の隣の席が空いたので,「あなた座りなさいよ!!」と声をかけてもらって座れた。普通に席を譲っただけなのに,「あなた素晴らしいわね,ぜったいそのうちいいことがあるわよ。神のご加護がありますように。」と仰っていただけた。北千住で降りるまで,そのおば(あ)さんが人工関節を入れていて,車いすだったのが週三日働けるまで回復した話を聞いた。ただヘルプマークを付けている人に席を譲っただけなのに,譲った人に「神のご加護がありますように」と言えるのはすごいな,うつくしいなと思った。私にはさして信仰がないのだけれど,こんなセンスのあるお礼がすっと言えるくらいのしっかりした信仰があるのは憧れるというか,うらやましいなと思う。

・痩せて(最近太り始めたが……)美容室に定期的に行き,化粧と服と靴をそれなりにちゃんとするようになってから,道を聞かれたり,(いい意味で)話しかけられたりすることが増えた。

・ところで「資本主義の走狗(←ずっと「そうぐ」だと思っていたけど「そうく」だった。音声情報に弱い。)」という言葉は今どきの学部生に通じないのだろうか。私自身が学部生とほんの少し年が離れているのと,もともと90年代生まれだと思ってもらえないような知識の持ち主なので,これは単なるジェネレーションギャップなのか,そもそも同年代でも通じないのか?という判断がつかない。